ラーンネット・エッジ視察✨

先週の話になりますが、ミライ楽校をぐみちゃんミクちゃん子どもたちに託して、神戸市のラーンネット・エッジさんに中楽部の視察に行きました🚅💨

改めて告知しますが…
藤枝みんなのミライ楽校は、2024年4月に「中楽部(ちゅうがくぶ)」を開設します🎊
(まだ入楽生募集しています👍)

ミライ楽校の中楽部の対象学年はちょっと変わっていて…
『小学5年生〜中学3年生』となっています😄

今回、伺ったラーンネット・エッジさんも、なんと小学5年生からが対象!ということで、「こりゃ見に行くしかない!!」と思い、日帰り弾丸ツアーで視察に行っていきました💪
以下、感想です〜

①どの子も自然体で無理がないから表情が生きている

必要以上にキャーキャー盛り上がるわけではないけど、だからと言って落ち着き払っているわけでもない。「自然体」の姿がありました😌
さまざま雰囲気の子たちが混ざり合う中で、お互いを尊重し合っていることが感じとれる空気感が素敵で、中学生の思春期でもこの雰囲気が生まれるのはいいなあと素直に感じました😊
ナビゲーターの大人が2名いらっしゃって、その方達もとっても自然体。大阪の箕面子どもの森学園にお邪魔した時も感じたのですが、いい意味で大人も無理がなく穏やかな表情で働かれている印象でした。基本的なことですが、関わる大人の心が穏やかなことは教育現場ではマストですね🙏気をつけねば…😅

②子どもたちに多くを委ねている

カリキュラムが組まれていて開始時間は決まっているものの、ゆる〜く始まり、ゆる〜く終わる。登校時間も下校時間も個人の裁量で決められる幅があり、ゆるっと登校し、ゆるっと下校していました☕ただし、活動が始まると、どの子も集中モード!情報端末を活用しながらそれぞれが主体的に活動に取り組んでいました🎨オンオフの切り替えは小学生ではなかなか難しいけど中学生はやっぱ違います。「集合〜!」とか「始めるよ〜!」とか、「お願いします」とか、そんな言葉がなくてもスタートできるんですね。
細かいところだけど、中楽部ではもっと子どもたちに委ねたいなあと思いました😄

③多くの専門家と繋がっている

1週間のカリキュラムが決まっているタイプのオルタナティブスクールですが、その内容の多くを専門家の方と活動を共にする時間に充てていました。公立の中学校でも教科担任制であるように、ラーンネット・エッジさんでも実に多くの方が学びに関わっていました👀
運営上のさまざまな問題はクリアしなければいけませんが、やはり本場の人から学べることは魅力的💡さらに参加の仕方にもお互い無理がなく、「管理」や「強制」がない心地よい雰囲気でした😊

このスクールの雰囲気を生み出しているのは、「カリキュラムをがっちり組んで、付けたい力を明らかにして確かな力を付ける💪」みたいに肩肘を張っていないところがいいんだろうなぁと感じます。

尊大な進路実績や教育システムを掲げ、膨大な量の構造的かつ具体的な資料を使った立派なプレゼンを用意するのではなく、根っこの(良い意味で)抽象的なコアな部分(理念など)を共有して、日々を積み重ねる。少しずつ、少しずつ、水が染み込むように子どもも大人もスクール自体も育っていく。ラーンネットさんの資料によく出てくる「ひたす」や「涵養」という言葉がとてもしっくりくるなあとしみじみ感じました😌
「人が育つ」って、魔法がかかったり、機械のスイッチが押されたりするように、急に変化するものではないです。一見変化が目に見えなくても、じんわり、じんわり醸成されていくものです。急激に成長するとしたら、それは子ども自身の内的な変化によるものであり、そのタイミングがいつきてもいいように、大人は環境を準備しておく。

特に中学生という年代において、身近な大人の大きな構えが大事だなあと改めて感じることができた、大変有意義な視察でした!

以下は参考リンクです。